先日顧問先様より、「年金事務所からこの調査実施の連絡が届いたのですが、どうしたらいいですか?」
とお問い合わせいただきました。
調査の目的は、適正な標準報酬(保険料)か、算定基礎届、月額変更、賞与支払届に間違いはないか。
パート含め、本来、加入すべき従業員の加入漏れはないかの調査がおこなわれます。
準備いただく書類
1.報酬・雇用に関する調査票
2.源泉所得税領収証書、個人別所得税源泉徴収簿
3.賃金台帳
4.出勤簿又はタイムカード(賃金台帳に出勤日数及び労働時間記載があれば省略可)
5.事業所名、所在地のゴム印
*2~4については指定された年月日のものを持参
と記載がありましたので、給与計算ならびに手続きの顧問契約の顧問先様のため、
弊所で出力できる賃金台帳と調査票を記載し、お渡ししました。
弊所でお渡しする賃金台帳には出勤日数と労働時間が載っていますので、4は省略が可能でした。
指定の日に事前に準備した指定の書類を持参し、調査会場へ行きます。是正指導があればそれに従います。
今回は調査結果が郵送され、2点指摘を受けましたので、内容を確認し弊所にて手続きの申請をおこないました。
通常の手続きはすべて電子申請でおこないますが、今回の指摘された手続きについては書面を郵送と指示でした。
システムに情報を登録していますので、内容を再度確認し、申請書作成後出力することで手続き、郵送しました。
年金事務所や労基署の調査の連絡を受けるとヒヤっとしますよね。
何もなくても、ドキドキしてしまいます。
今回の調査は手続きがきちんとおこなわれているのか、申請はおこなわれているのかの確認です。
コンプライアンスを遵守していれば恐れる必要もありません。
指摘を受けた場合は内容を確認し、是正すれば問題ありません。
そういうときこそ、労務管理のプロにお任せください。
必要な書類を準備することも、指摘を受けた内容もご助言いたします。
難しく聞こえる専門用語も分かりやすく説明いたします。