マイナ保険証の利用が着実に広がっています。厚生労働省の発表によると、2026年4月時点での利用率は68.15%となり、すでに約7割の方がマイナ保険証を使って医療機関を受診している状況です。
また、総務省のデータでは、マイナンバーカードの保有率は82.7%(4月末時点)と、カード自体もかなり普及してきています。「持っている人」だけでなく、「実際に使っている人」も増えてきたと言えそうです。
ここで注意しておきたいのが、従来の健康保険証に関する経過措置です。これまで、マイナ保険証への切替え後も従来の保険証で受診できる暫定的な取り扱いが続いていましたが、この措置は2026年7月末で終了します。
つまり、今後は
「マイナ保険証」または「資格確認書」
のいずれかがないと、医療機関での受診ができなくなります。
企業としては、次のような点を少しずつ確認しておくと安心です。
・従業員がマイナ保険証を利用できる状態か
・マイナンバーカードをまだ持っていない方への対応
・スマホ操作などに不安がある方へのフォロー
・資格確認書の存在や取得方法の周知
特に中小企業では、「まだ先の話」と思われがちですが、7月末はもう目前です。直前で慌てないためにも、早めに一声かけておくだけでも違います。
制度の切替えはどうしても分かりにくい部分がありますが、「きちんと受診できる状態を整えておく」というシンプルな視点で、社内への周知を進めていきたいところです。