休憩と有休は、働く人にとって大切な権利です。初心者でもわかるように、基本をやさしくまとめます。
休憩の基本
労働基準法では、労働時間が6時間を超えて8時間以下なら、休憩は少なくとも45分必要です。8時間を超える場合は、少なくとも60分の休憩が必要です。6時間ちょうどまでなら、法律上は休憩なしでも問題ありませんが、6時間を1分でも超えると45分以上の休憩が必要になります。
有休について
年次有給休暇は、正社員だけでなく、アルバイトやパートにも付与されます。雇ってから6か月続けて働き、全労働日の8割以上出勤していれば、勤務日数に応じて有休が発生します。週5日勤務でなくても、たとえば週1日勤務でも条件を満たせば有休は付与されます。
<有休付与ルール表>
・フルタイム相当
週所定労働日数が5日以上、または週所定労働時間が30時間以上の労働者は次のとおりです。
| 継続勤務年数 | 0.5年 | 1.5年 | 2.5年 | 3.5年 | 4.5年 | 5.5年 | 6.5年以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 付与日数 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 | 16日 | 18日 | 20日 |
・パート・短時間労働者
週所定労働日数が4日以下かつ週所定労働時間が30時間未満の労働者は、所定労働日数に応じて比例付与されます。
| 区分 | 0.5年 | 1.5年 | 2.5年 | 3.5年 | 4.5年 | 5.5年 | 6.5年以上 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 週4日、または年169~216日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | 12日 | 13日 | 15日 |
| 週3日、または年121~168日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 | 9日 | 10日 | 11日 |
| 週2日、または年73~120日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 | 6日 | 6日 | 7日 |
| 週1日、または年48~72日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 | 3日 | 3日 | 3日 |
付与の基本ルール
年次有給休暇は、雇入れの日から6か月継続勤務し、全所定労働日の8割以上出勤した労働者に付与されます。 パートタイマーにも原則として同じ考え方が適用されます。
また、年10日以上付与される労働者には、年5日について使用者が時季を指定して取得させる必要があります。
働き方にかかわらず、休憩・有休のルールを知っておくと、自分の働く環境を守りやすくなります。